私たちの生命活動に不可欠な「水」や「空気」．
これらの物質は，機械工学とも深い関わりを持っています．
例えば，航空機は空気の流れを翼でコントロールして揚力を発生させています．
また，水力発電所や火力発電所では，水や蒸気の流れが持つエネルギーから電力を取り出しています．
このような空気や水が関係する現象は，「流体力学」と呼ばれる学問によって初めて理論的に説明することができます．
我々の研究室では，この「流体力学 」をベースとして様々な流体現象の解明とその制御に取り組んできました．
応用分野としては，流体が関与する機器（エネルギー変換機や流体輸送機器など）の高性能化・高機能化をターゲットにしていますが，
目は常に現代の機械工学全般に向けていたいと考えています．